街の小さな移ろいに気付きたい

『還暦ライダー』の生存確認日記

4500年前の縄文生活跡「中山競馬場」-「姥山貝塚公園」

2022年10月30日(日)

寒くなってきました。おいらにとっては寒い方が自転車日和です。寒いのは最初だけ、走り出してしまえば、体温で温かいからもう関係ない。

暑さの方が体力消耗するから、おいらには寒い方がいい。

早速、走り出す。姥山貝塚公園に行く。

中山競馬場前を通過

姥山貝塚公園へ行く途中に「中山競馬場」を通ります。競馬場というと賭け事のイメージがあって、近寄りがたいのですが、最近は施設内もオシャレになって、競馬目的だけでなく、キッズスペースなんかもあって家族で楽しむこともできるそうです。そのうち、「中山競馬場」にも訪問してみましょう。

■姥山貝塚公園

4500年前の縄文時代貝塚遺跡です。馬蹄形の集落跡が発見され、竪穴式住居の跡が39か所ありました。また、143体の人骨も発見されています。この貝塚の発見で重要なことは縄文人生活様式が明らかになったことです。縄文人が炉と柱を持つ住居に住んでいたこと、家族の人員構成、猟犬やペットとして犬を飼っていたこと、装飾品を好んで身に着けていたことも推測することができました。

4500年前に彼らが生活していたとされる同じ土地の上を歩いていると、当時の彼らの感情も伝わってくるようです。このまま、4500年タイムスリップすると縄文時代の集落のど真ん中に降り立つと思うとゾクッとします。

発掘品はだいたい、調査隊によって、他所に持っていかれたようですね。この地に博物館なりが造られて、一括で管理されていた方がいいのにね。バラバラにしたら繋がりが判らなくなってしまう。せっかくの遺跡地が単なる記念公園と化してしまいました。

看板はありますが、どこの説明をしているのかよく判りません。全体の説明マップがあると助かるのですが。消えて読めなくなった看板もありました。

●貝殻を見つけた

貝塚の跡が剥き出しなった場所を見つけました。まだまだ、たくさんの遺物がこの場所に残されているようです。中には土器や土偶の破片なんかも混じっているかもね。

1時間ほど粘って拾い集めてみましたが、貝殻ばかりでした。

家族で、夕食にこの貝の中身を食べたのでしょうか。どんなことを語り合っていたのでしょう。何となく気になります。

 

自転車往復:20km