街の小さな移ろいに気付きたい

『還暦ライダー』の生存確認日記

野菊の墓のゆかりの地を巡る「野菊の墓文学碑」-「坂川親水広場」-「矢切の渡し」

2024年1月13日(土)

本日は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」のゆかりの地を巡ります。野菊の墓の記念碑があるのは知っていましたが、当たり前すぎていつも通り過ぎていたので今回はしっかり見てこようと思います。

【地図】

■江戸川サイクリングロード

行徳橋を渡って、江戸川サイクリングロードに入ります。

久々の江戸川サイクリングロードです。

北総線の鉄橋を越えたあたりで、標識が現れます。

矢切の周辺は畑が多いです。こういう牧歌的な景色は好きです。

■矢切橋と石碑

矢切橋にたどり着きました。坂川に架かる橋です。

矢切橋のたもとに石碑があります。「野菊の墓」は明治初期、矢切に住んでいた正夫と民子の叶わぬ恋の物語です。小説で有名な「民さんは野菊のような人だ」の一節が刻まれています。

矢切橋には野菊と矢切の渡しがデザインされています。

野菊の墓文学碑

碑には小説の中で語られている正夫の家の周りの風景の一節が刻まれています。小高い岡の上ということで、このような場所に住んでいたのかも知れません。。この近くの東京外環自動車道沿いに矢切富士見公園という場所もあるので、ここから富士山も見えるのでしょう。

■坂川親水広場

坂川の上流に親水広場があるので寄って行きます。

平坦な畑の中にこんもりとした土を持った丘が現れます。

夏場はミストが出るみたいです。サイクリング途中の休憩場所によいかも。

東京スカイツリーがキレイに見えます。空気の澄んだ早朝なら富士山も見えるかも。

■上矢切水門

坂川の水門です。目的は何なのでしょう。この先、道路になっていて暗渠になっているようです。何処に繋がっているいるんでしょうか。とにかく、水門好きにはたまらん。

矢切の渡し

江戸川の河原に下りて矢切の渡しに向かいます。正夫が進学のため矢切を出て行きます。矢切の渡しを使って市川へ、それを民子が見送りました。

柴又側の乗り場。今日は非常に混んでます。

自転車往復:25km