街の小さな移ろいに気付きたい

『還暦ライダー』の生存確認日記

懐かしい神社に寄ってみた「高根神明社」

2024年1月27日(土)

10年前、飯山満に住んでいたときによくお参りした「高根神明社」に行ってきました。高根は縄文時代からの遺跡がたくさん発見されています。また、夏見御厨(なつみみくりや)の一部として伊勢神宮の荘園として機能していました。とても、歴史のある場所なのです。

【地図】

■高根神明社

神社への通り道の途中で大きな本殿が見えてきます。いつも、通る度に「りっぱな本殿だなぁ、大切にされているんだなぁ」と感じていました。

裏手の鳥居です。拝殿まで参道が繋がっていますが、大晦日の夜には行燈が灯され、真っ暗な林の中を幻想的に拝殿まで案内されます。それを楽しみに実家に戻らず、ここで正月を迎えたものです。コロナ禍になってから、一度、大晦日に来たのですが行燈が中止されていました。

飯山満と高根町を結ぶ抜け道です。林の中が高根神明社です。外灯もないので夜には真っ暗になります。この道を大晦日に行燈で神社まで導けはとってもキレイではないかと思います。むかし、大晦日の夜にライト片手にこの道を歩きました。

正面の鳥居です。

二の鳥居です。

なかなかの雰囲気のある神社です。おいらは好きだな。

社務所

昔は宮司さんがいたんでしょうね。立派な社務所です。

●神楽殿

明治6年に建立された神楽殿です。今でも毎年、元旦、5月1日、10月15日に奉納されるそうです。

●拝殿

拝殿は奉納石柱で囲まれています。意富比神社の拝殿にも似ています。

●辻切り

辻切りです。辻斬りではありませんよ。道切りとも言います。藁で作った蛇を鳥居や樹木にまきつけています。悪霊や悪疫が村内に入って来ないように願う行事だそうです。千葉県内で行われている風習です。

梅の花

ちょっと、梅の名所にも寄ってみました。場所はまだ秘密です。小さな花がチラホラ。もうすぐですね。時期になったら、また、来て見ます。

自転車往復:30km