2021年12月12日(日)
■不知八幡森(しらずやわたのもり)
俗に云う、「禁足地」
「一度、踏み入れたら、出てこれない処、出てこれても祟られる」らしい。
場所は、千葉県市川市役所第一庁舎前の国道14号線を挟んだ向かい側辺り。
正面に「不知森神社(しらずのもりじんじゃ)」が祀られ、祠が建立されている。
■不気味な竹藪
市川市の中心街に突如、現れる竹藪。
その昔は、もっと、もっと大きい森だったんだろうね。
小さくなった、現代でも、異様に感じます。
みんな、当たり前のように祠の前を通り過ぎて行きます。
歩道橋の上から撮影。
■禁足地になった理由
禁足地になった理由としては、諸説ありますが、下記の掲示板にもあるように、
・八幡宮の元宮だった地だから
・日本武尊が陣を張った地だから
・貴人の古墳だったから
・平将門軍の陣の鬼門に当たる地だったから
等があるようです。
■水戸光圀も立ち入った
不知八幡森の噂を聞きつけた水戸光圀は本当に出てこれなくなるのかどうか確かめるためにこの森に入ったとか。
無事に出てきたのだが、その夜の夢枕に白髪の老人が現れ叱責されたと私は聴いています。伝承はいろいろあるようです。
水戸光圀という人物。各地で同じようなことをしています。
・鹿島神宮の要石
大鯰の頭を襲えこんで、地震を鎮めているとされる要石ですが、水戸光圀はどこまで埋まっているか確かめるために、7日7晩掘らせた。
・東征神社の日本武尊の軍船
那珂川の上流にある東征神社、ここまで軍船で来た日本武尊はここに軍船を埋めて陸路を行ったとされるのですが、水戸光圀は本当に、軍船が埋まっているかどうか確かめるために掘らせたそうです。
まっ..、あくまで、伝承ですが、ユニークなおっさんです。
自転車:12km