街の小さな移ろいに気付きたい

『還暦ライダー』の生存確認日記

年内最後の神社参り「八王子神社(船橋市)」

2023年12月24日(日)

ちょっと、気になっていた神社に行って年内、最後のお参りをしようと思います。

【地図】

今日行く神社は船橋市にある八王子神社です。平安時代の大同2年(西暦807年)に創建されています。本来、一般的な八王子神社牛頭天王にいた8人の子(8王子)を祀ったことが八王子神社の由来なのですが、明治の神仏分離令の時に牛頭天王と同一視されていた素戔嗚尊と、天照大御神の誓約(うけい)で生まれた5男神と3女神に取って変わったとされています。ちょっと、無理がある設定かなぁとは思います。その5男神の長男とされている「天之忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)」が御祭神となります。勝ち運を持った神様とされています。この方は天孫降臨で有名な「瓊瓊杵尊ニニギノミコト)」の父となります。また、その系譜から「神武天皇」が誕生しています。

御祭神
天之忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)
ご利益:商売繁盛、勝運、五穀豊穣
天照大神(アマテラスオオカミ)
ご利益:国家安泰、子孫繁栄
豊受姫尊(トヨウケヒメノミコト)
ご利益:産業振興、諸願成就、五穀豊穣、商売繁盛
猿田彦尊(サルタヒコノミコト)
ご利益:開運、災除、地鎮、事業繁栄
倉稲魂尊(ウカノミタマノミコト)
ご利益:五穀豊穣、商売繁盛、金運上昇

※なぜか、御祭神の中に素戔嗚尊がいない不思議。

八王子神社船橋市

●参道(階段)

一の鳥居までの参道が階段になっていますが、階段の両脇に石灯篭が設置されています。天気悪くて、鳥居が暗くなりました。残念...。

千葉県の神社でよく見かける看板。千葉県神社庁東葛支部作成と書いてあります。千葉県限定なんでしょうか。

●神社の脇道

境内までは参道の階段を登らずとも脇の道を登って行くこともできます。

●手水舎

手水舎は龍の形をしています。龍が水の中から身を乗り出している姿みたいですね。質感が爬虫類ぽくて生々しい。

●拝殿・本殿

賽銭箱と拝殿の間にかなり距離があります。時々、このような形式の神社に巡りあいますが、どういう意味があるのでしょうか。普通は拝殿に賽銭箱がくっ付いている形ですが...それだけ、神域が広く、雄々しいということなのでしょうか。本殿の千木が女千木なので元々は「天照大神」を祀っていた社殿かも知れません。

●新しい狛犬

新しい狛犬が建立されていました。現代風のアニメチックなデザインですね。なかなか迫力があります。

自転車往復:33km